2025 箱根駅伝

2025箱根駅伝予選会結果、本線出場の10校決定!各大学10選手のタイムも

第101回箱根駅伝の予選会が行われ、激しい中で10校の本戦出場校が決定しました。
今年の予選会は、蒸し暑さに見舞われ、選手達にとって過酷なレースとなりました。

この記事で分かることは

予選突破大学は?
予選通過合計タイムは?
選手たちのタイムは?

 

予選通過大学は?

1位 立教大学  10時間52分36秒

予選会1位で通過したのは立教大学です。
3年連続で本戦出場を果たし、今回が30回目の出場となります。
レース中、10km、15km、1.74km地点でもトップ通過し、10番目のフィニッシュも一番早く、この暑さの中、チーム全体として安定した強さを見せつけました

日本人選手では、馬場選手が3位に入り、25位林選手や30位、国安選手など主力選手も上位で終了。
8人が100位以内に入り、選手層の厚さが相応に素晴らしい結果となりました。
関東インカレ、ハーフマラソン2部入賞の稲塚選手が外れても、チームは安定したパフォーマンスを見せた点は評価に値します。
高林新監督の下、成長しているチームとして、今後の活躍にも期待が集まります。

15位  馬場賢人 1時間03分56秒
25位  林虎大郎 1時間04分31秒
30位  国安広人 1時間04分37秒
43位  安藤圭祐 1時間05分03秒
68位  小倉史也 1時間05分22秒
71位  吉屋祐晟 1時間05分24秒
80位  原田颯大 1時間05分32秒
91位  山口史郎 1時間05分46秒
115位  鈴木愛音 1時間06分00秒
137位  木島陸  1時間06分25秒

2位 専修大学  10時間53分39秒

2位は、2年ぶり72回目の専修大学です。
ダンカン・マイナ選手が個人3位でゴールし、さらに、新井選手と上山選手が21位、26位と上位に食い込みました。
チーム全体で、後半に順位を上げていきました。
特に注目すべきは、上位陣だけでなく、団子状態の集団で粘り強く走り続けた選手たちです。
本戦では、チームトップ3を1~3区に配置すれば、見ごたえのあるレース展開が期待できます。

3位  ダンカン・マイナ 1時間01分47秒
21位  新井友裕     1時間04分22秒
26位  上山詩樹     1時間04分32秒
89位  具志堅一斗    1時間05分44秒
92位  大田和一斗    1時間05分47秒
105位  和田晴之     1時間05分55秒
117位  佐藤陸      1時間06分03秒
128位  長谷川源     1時間06分17秒
129位  藁科健斗     1時間06分17秒
170位  手塚太一     1時間06分55秒

 

3位 山梨学院大学  10時間54分06秒

3位は山梨学院大学で5年連続38回目の出場を果たしました。
ブライアン・キピエゴ選手が個人2位でゴールし、エースとしての役割を果たしました。
日本人トップが1年生の阿部選手で45位になったことです。
期待のルーキーが実力を発揮しさらに、4年生5人が安定して走り、上位層にはいったことで、チーム全体としてのバランスが取れた結果を残しました。

2位   ブライアン・キピエゴ   1時間01分02秒
45位  阿部絋也          1時間05分08秒
66位  徳田秋斗                        1時間05分20秒
69位  平八重充希                     1時間05分23秒
70位  和田瑛登                        1時間05分58秒
101位 塚本陸斗           1時間05分54秒
111位 土器屋快都                    1時間05分58秒
113位 村上大樹                       1時間05分59秒
165位 高田尚暉                       1時間06分51秒
185位 大西陸                          1時間07分08秒

4位 日本体育大学  10時間55分58秒

日本体育大学は、77年連続77回目の出場を決めました。
全体として安定したパフォーマンスを発揮しました。
トップ20には山崎選手と平島選手が入り、中堅を中心にチーム全体が見られました。
厳しい暑さの中で集団層が崩れた部分もありましたが、それでも上位で通過し、底力を見せつけました。

16位 山崎丞  1時間03分56秒
19位 平島龍斗 1時間04分12秒
33位 田島駿介 1時間04分43秒
67位 山下大毅 1時間05分20秒
81位 分須尊紀 1時間05分34秒
82位 山口廉  1時間05分34秒
85位 住原聡太 1時間05分39秒
149位 石川龍芽 1時間06分36秒
181位 杉本訓也 1時間07分04秒
201位 西槇駿祐 1時間07分20秒

5位 中央学院大学  10時間56分01秒

中央学院大学は、2年連続24回目です。
個人10位の吉田選手が、安定した走りを見せました。また、3月の学生ハーフ2位に入った近田選手が18位に入りました。
全体として、選手層の厚みが出ており、本戦での活躍が期待されます。

10位 吉田礼志  1時間03分29秒
18位 近田陽路  1時間04分08秒
65位 柴田大輝  1時間05分19秒
88位 市川大世  1時間05分42秒
106位 堀田晟礼  1時間05分55秒
116位 林愛斗   1時間06分03秒
122位 太田翔   1時間06分09秒
135位 黒谷優   1時間06分23秒
136位 坂本駿   1時間06分23秒
143位 工藤巧夢  1時間06分30秒

6位 中央大学  10時間56分03秒

6位は中央大学で8年連続98回目です。
主力メンバーが、外れましたが白川選手が17位でチームを牽引。
岡田選手も上位に入りました。
主力が抜けた状態でも選手層の厚さを感じさせました。

17位  白川陽大  1時間03分58秒
24位  岡田開成  1時間04分28秒
36位  阿部陽樹  1時間04分58秒
40位  原田望睦  1時間05分01秒
47位  佐藤大介  1時間05分09秒
103位  鈴木耕太郎 1時間05分55秒
126位  並川颯太  1時間06分12秒
133位  山平怜生  1時間06分22秒
139位  吉中祐太  1時間06分26秒
218位  伊東夢翔  1時間07分34秒

7位 日本大学  10時間56分53秒

7位は日本大学で2年連続91回目です。
キップケメイ選手が2年連続で個人1位。大仲選手、安藤選手、冨田選手が50位台に入りました。

1位  シャドラック・キップケメイ  1時間00分59秒
34位  大仲龍平           1時間04分51秒
57位  安藤風羽           1時間05分16秒
58位  冨田悠晟           1時間05分16秒
110位  高田眞朋           1時間05分57秒
147位  大橋優            1時間06分35秒
156位  山口彰太           1時間06分44秒
176位  岡田祐太           1時間07分02秒
182位  鈴木孔士           1時間07分06秒
183位  長澤辰朗           1時間07分07秒

8位 東京国際大学  10時間58分53秒

8位は東京国際大学、2年振り8回目の出場になります。
昨年3秒差で本線に出場できなかったが、今年度は雪辱を果たしました。
昨年転倒があったリチャード・エティーリ選手が11位、佐藤選手、大林選手、菅野選手が50位以内に入りました。

11位 リチャード・エティーリ  1時間03分35秒
31位 佐野榛紀         1時間04分38秒
35位 大林洸己         1時間04分57秒
44位 菅野裕二郎        1時間05分07秒
86位 川内琉生         1時間05分40秒
96位 大村良紀         1時間05分50秒
145位 松田拓也         1時間06分35秒
195位 小柴裕士郎        1時間07分17秒
215位 古賀智也         1時間07分33秒
224位 富永昌輝         1時間07分41秒

9位 神奈川大学  10時間59分12秒

9位は神奈川大学、2年連続55回目の出場
終盤のチェックポイントまでは圏外でしたが15kmをこえてから順位を上げてきました。
1位と10位の差が2分と総合力の高さが光ります。
エース宮本選手が15kmを超えて途中棄権となりました。また主力がエントリーから外れている選手がいます。

41位 酒井健成  1時間05分02秒
52位 大岩蓮   1時間05分13秒
59位 志食隆希  1時間05分16秒
75位 西坂昴也  1時間05分29秒
78位 近藤大智  1時間05分30秒
87位 上田航太  1時間05分41秒
131位 塩田大空  1時間06分19秒
162位 中西良介  1時間06分47秒
166位 滝本朗史  1時間06分53秒
177位 中野蒼心  1時間07分02秒

10位 順天堂大学  11時間01分25秒

10位は、順天堂大学で14年連続66回目の出場です。
11位東京農業大学とは1秒差。
エースの浅井選手、海老澤選手がチームを牽引しました。

14位 浅井皓貴  1時間03分49秒
37位 海老澤憲伸 1時間04分58秒
50位 吉川達也  1時間05分12秒
98位 吉岡大翔  1時間05分53秒
130位 堀越翔人  1時間06分19秒
150位 大倉靖萌  1時間06分36秒
174位 服部壮馬  1時間07分01秒
177位 油谷航亮  1時間07分02秒
196位 荒牧琢登  1時間07分17秒
199位 児島雄一郎 1時間07分18秒

11位から15位は? 10位とは何秒差?

11位 東京農業大学 11時間01分26秒 10位との差は1秒
12位 明治大学   11時間02分24秒 10位との差は59秒
13位 国士舘大学  11時間02分40秒 10位との差は1分15秒
14位 東海大学   11時間03分39秒 10位との差は2分14秒
15位 流通経済大学 11時間05分11秒 10位との差は3分46秒

まとめ

第101回箱根駅伝予選会では、立教大学が10時間52分36秒で1位通過し、3年連続30回目の出場権を獲得。

その後専修大学(10時間53分39秒)と山梨学院大学(10時間54分06秒)が2位、3位で続きました。
今年のレースは蒸し暑さが選手にとって大事な条件となる中、各校が安定したチーム力を見せました。
全体の上位10校が本戦出場を決定しました。
注目選手として、専修大学のダンカン・マイナ選手や立教大学の馬場賢人選手など好成績を収めました。
また、順天堂大学が11時間01分25秒で10位に滑り込み、東京農業大学との1秒差で本戦出場を決めました。